こんにちは。
私自身、眼瞼痙攣の症状がひどかった時期があり(おそらく心因性と薬害性の眼瞼痙攣)、当時は「目をぎゅっとつぶってしまい開けていられない」「光が眩しすぎて外出できない」などと生活に大きな支障が出るレベルでした。
ただ、眼瞼痙攣に効くという情報を入手したら「とりあえず試す、実践してみる」ことによって、今では周囲からみたら眼瞼痙攣とわからないレベルまで回復しつつあります。
詳しいプロフィールはこちらに記載していますので、参考にしてみてください。
周囲の人からはあまり理解されないこの眼瞼痙攣ですが、一般の理解だけでなく、「なぜ眼瞼痙攣になるのか」「どう治療するのか」など確実に効果があるといえるものが無いのが現状です。
そのため、自分自身で眼瞼痙攣に効くという情報を見つけたら、副作用などをチェックして問題なさそうなものは「とりあえず試してみる」といいです。
ここでは、とてもベタな方法といえますが体を動かす「ウォーキング、ストレッチ、筋トレ」は眼瞼痙攣にも効果があると私は感じており、これらに関する意見を解説していきます。
私の場合、ウォーキング、ストレッチ、筋トレが眼瞼痙攣の回復に効果があると実感している
私自身はおそらく「精神的な状態」「薬の副作用」が原因で、眼瞼痙攣がひどかったと考えています。よって、精神状態を良くすること自体もかなり眼瞼痙攣の治療に寄与してくると踏み、対処を行っています。
また眼瞼痙攣が起こると精神的なことだけでなく、開きにくい眼を無理やり開けようとするため、眼輪筋や顔面の筋肉のこわばりも併せて発生することが多いです。さらに、ひどくなると筋肉がつながっている首、肩、肩甲骨あたりの筋肉までのこりが起こるといえます。
すると、凝りによって眼輪筋や顔の筋肉が動かしにくくなるため、より眼が開けにくくなるのです。すると、さらに無理やり目を開こうとして、こりが強くなる、精神面の悪化がお起こる・・・などと負のスパイラルになりがちです。
このように精神的な原因と身体的な原因の両方から、眼瞼痙攣の症状は悪くなるといえます。
このときに、ウォーキング、ストレッチ、筋トレなどの運動を行うと身体的、精神的な両方の観点から眼瞼痙攣を改善できると私自身は考えています。
これらの体を動かすことが眼瞼痙攣へ与えるメリットは以下のようなものがあるといえます。
・体を動かすことによって全身の血流が良くなるので、眼、顔面、首、肩など全身のこりがほぐれる
・ストレッチや筋トレなども行っておくと、筋肉の柔軟性が増したり、筋肉自体が強化されるので、体が疲れにくくなる。良い姿勢も維持しやすくなるため、全身の凝りが起こりにくい体になる。
・体を動かすことでより元気になれるため、精神的な大きなケアになる。
ことなどが挙げられます。
運動をすることは、身体的に良いことはすぐに理解できると思いますが、実は精神面にも良い働きがあることは科学的にもわかってるようです。
具体的には、20分程度の運動を行うことによって、脳内ホルモンのβエンドルフィンという物質の分泌量が増します。このβエンドルフィンは快感、幸せを感じるホルモンであり、この分泌量が多くなるほどにより元気に、前向きになれる物質といえるのです。
厚生労働省のHPなどにもβエンドルフィンに関する内容等が記載されていますので、参考にしてみてください。
β-エンドルフィン(べーた-えんどるふぃん)
脳内で働く神経伝達物質の一種。鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため、脳内麻薬とも呼ばれる。
脳内で働く神経伝達物質「エンドルフィン」のひとつで、モルヒネと同じような作用をする物質です。
エンドルフィンは、子牛や豚の脳から発見されたもので「体内で分泌されるモルヒネ」を意味しています。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があります。マラソンなどで苦しい状態が一定時間以上続くと、脳内でそのストレスを軽減するためにβ-エンドルフィンが分泌され、やがて快感や陶酔感を覚える「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる現象がよく知られています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-051.htmlより引用
ただもし科学的に証明されていないとても、運動すると明らかにスッキリとして、前向きになれることがほとんどであるので、直感的にも「運動は精神的にもいい」ことは理解できると思います。
やはり眼瞼痙攣だけでなく、どんな状態であったとしても運動することは大切だなと実感しています。
なお、このように運動を行うことでの眼瞼痙攣を始めとした病気への効果や、健康増進の効果は、まず実践してみることが大切と私は思います。
無理して運動はしない方がいいと思います 余裕ができたらチャレンジしていきましょう
ただ、眼瞼痙攣を患っていると、正直なところ運動どころではないケースも多々あると思います。このような場合には、絶対に無理をせず、休むこと・リラックスすることが優先でいいと強く思います。
余裕ができた際に、運動を少ししてみて、もし可能であったら徐々にその時間や頻度を多くしていけば十分と思います。
中でも以下のような項目は比較的始めるハードルが低いので、最初に行う運動としてはいいと思います。もし、あなたも比較的楽に続けられるのがありそうでしたら、是非日々の運動に取り入れてみてください。
・腕を回して、肩回りのストレッチをする
・首を動かして、首回りのストレッチをする
・上を向いて舌をだし、首前の筋肉を緩ませる
・笑顔を作って顔面の筋肉を緩ませる
・こめかみや眉間の下の眉の内側付近のツボを押す
・背伸びして戻るを繰りかえす
・普通にウォーキングする
・腹筋、腕立てなどの基礎的な筋トレをする
などがおすすめです。
運動をすることや他の眼瞼痙攣の治療法によって、眼瞼痙攣の症状を緩和させていきましょう。