眼瞼痙攣と病院・医師

眼瞼痙攣を知らない眼科医は結構いる→病院選びは注意すべき

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こんにちは。

私自身のプロフィールについてはこちらで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

私は、眼瞼痙攣という症状を診断されるまで結構な数の眼科に通ってみましたが、当時(2012年あたり)では眼科医でもかなりの割合で「眼瞼痙攣」のことを知らない人がいました。

要するに「病院選びを誤ると、的確な診断を受けることができずにたらい回しになるリスクがあるため、きちんと病院の情報を確認した上で行きましょう」という内容を解説していきます。

なお、私が眼瞼痙攣の回復に特に効果があったと感じた方法はこちらに記載していますので、参考にしてみてください。

眼科医でも眼瞼痙攣を知らない割合の方が多かった(私の場合)

いまでは、スマホやSNSがより普及しているため、眼瞼痙攣に関する生の情報を入手できる時代になっていますよ(まだまだ病気の原因や治療法については確立されていないことが多いと思いますが)。

ただ以前よりは改善されているものの、眼科医であっても眼瞼痙攣についてその症状まで詳しく理解できている方は少ないと、私は実感しています

もちろん的確に眼瞼痙攣と診断してくださり、人格も素晴らしい医師の方もいることも事実です。

しかし、この病気自体が珍しい、かつその症状が周囲からみてもパッと見で「病気からくる症状」とわかりにくいことなどから、「眼瞼痙攣と判断できる医師が少ない」ことも自分の経験から実感しています。

そのため、あなたの症状が「眼瞼痙攣かもしれない」と感じた場合には、事前に眼瞼痙攣の診察を扱っている病院であるのかどうか確認した上で受診するといいです。

具体的には、病院のHPに「眼瞼痙攣の症状や治療法のボトックスの情報が記載されている」「神経眼科がある」のであれば、きちんと判断してくださる可能性が非常に高まります。

なお、眼瞼痙攣の治療で有名な井上眼科のHPでは、以下のように眼瞼痙攣に関する内容が明記されています。

https://www.inouye-eye.or.jp/eyecare/convulsions/より引用

逆に、HPの目に関する基本的な症状への対処しか記載されていないような病院は、「眼瞼痙攣かどうかを判断できない」場合があるので、あまりおすすめできません。

私自身は眼瞼痙攣のことを知らなかったこともありますが、普通の眼科にいくつかまわりましたが、眼科医から的確な診断を受けることができませんでした(基本的にはドライアイとの誤診)。

時間、労力、お金を無駄にしてしまったため、事前の情報の確認は徹底するといいのです。

やはり眼瞼痙攣のことを多くの方に知ってもらう必要がある

このように眼瞼痙攣(やジストニア)などの珍しい病気では、一般の方では知らないことがほとんどですが、「医療関係者であっても知らない」もしくは「病名のみは知っていてもあまり理解していない方」が多くいます。

そのため、適切な診断・治療を受けられないまま月日が流れてしまう方もいるといえます。

なお、普通に生活している中で周囲の「眼瞼痙攣できつい」と訴えたとしても、眼精疲労などと同じようなものと誤解され、逆に「言い訳をしている」「サボっている」などと勘違いされることも少なくないでしょう。

こういった状況に陥らないためにも、眼瞼痙攣の当事者である私たちがこの眼瞼痙攣の病気のことをしてもらうしかないといえます。

そのため、周囲の方には「本当にきつい」ということをきちんと伝えて理解してもらったり、ネットやSNSなどでも自分のできる範囲で眼瞼痙攣のことを知ってもらえたりするよう工夫するのが大切かなと思います。

眼瞼痙攣になるとかなりきついこともあるかと思いますが、徐々に改善していくことを信じて、無理しない範囲で色々な対処を行っていきましょう。