こんにちは。
私自身、眼瞼痙攣がひどかった時期があり、当時は「目がほとんど開けられない」「光がまぶしすぎる」といった症状によって、ほぼ外出できないレベルでした。
しかし、眼瞼痙攣の治療方法は確立されておらず、かつ私が受診した医師もこの病気のことをあまり理解していない方が多かったため、自分でどうにかするしかないなと強く感じました。そのため、眼瞼痙攣に効くという情報を入手したら、とりあえず自分で試してみることを徹底して実践していったといえます。
これらの実践のおかげもあり、今では周囲から見ても眼瞼痙攣であることがほとんどわからないレベルにまで回復してきています。
詳しいプロフィールはこちらに記載していますので参考にしてみてください。
このように、さまざまな眼瞼痙攣への対策を掛け合わせることによって、徐々に改善していったといえますが、その私が行った治療法の一つとして「苦手な環境や苦手な人から適切に距離を置く」というものがあり、これに対する私の考えを記載していきます。
眼瞼痙攣の治療には、苦手な環境や苦手な人からは距離を置くのも大切
私の場合は心因性、薬害性の眼瞼痙攣ということもあり、「精神状態」と「眼瞼痙攣の調子」が連動している部分が強いと感じています。
そのため、できる限り「精神的によくない」と感じることを排除することが私の眼瞼痙攣の治療には大切と考え、自分の本心に素直に行動するようにしました。
中でも、今までは
・苦手な環境に身を置く
・苦手な人と必要以上に関わる
ことを、我慢して行う傾向が強く、精神的に大きな負担になっていました。これは「嫌われたくない」「いい人に見られたい」などの気持ちがあったからの行動といえます。
しかし、眼瞼痙攣などの病気になったことをきっかけにこのような「自分の本心とは違う」行動をとることを本気でやめようと決意しました。
決意したというと聞こえはいいですが、ようは眼瞼痙攣は身体的にも、精神的にもかなりつらいものであるため、この状況から一刻も早く抜け出せるためなら周囲からどう思われようが関係なくなったともいえます。
私の場合では、具体的に以下のように自分が「苦手・不快」と感じるような状況はできるだけ回避するよう心がけました。
・電車などで居心地が悪い状況になったら、位置を変えたり、車両を変えたりする
→電車内などでの視線などに対してストレスを感じていたものをできる限り排除しました。
・人と話すときはできる限り対面ではなく、斜め、もしくは横に座る(可能な限り)
・悪い人ではないけれど相性が悪い人とは、相手を尊重しつつも、無理に関わりすぎない
→結局のところストレス緩和による眼瞼痙攣の改善だけではなく、相手も同じように感じている場合が多いので、お互いの人間関係が逆に良い方向に向かうともいえます。
・「きつい、つらい」というのを我慢する傾向にあったので、本当にきついときはきちんと周囲に伝えるようにする
→初対面の人などにもとりあえずこの病気のことを先に伝えることで、眼や顔がひきつったり、開かなくなってもそこまでストレスに感じないようになったといえます。
このとき、相手に理解してもらうために言うのではなく、自分が言うことで何となく落ち着くような(自分自身のハードルを下げる)イメージをするといいです。
などが、私が実践した対処方法の一例です。
結局のところお伝えしたいことは、眼瞼痙攣を治すため、自分がより心地よい状況に作るためには、遠慮しなくていいということです。本当に色々な面で無理をしないのが最も大事と思います。
人それぞれタイミングはあると思いますが、どんなことにも解決策はあると私自身は信じています。
眼瞼痙攣というとてもやっかいな奇病ですが、情報共有したりさまざまな対策をとったりして、一緒に完治を目指していきましょう。
あなたの症状も私の症状もがどんどん回復することを心より祈っています。