こんちには。
私自身「目をぎゅっとつぶりなかなか開けられない」「太陽や蛍光灯の光がまぶしいと感じる」など外出できないレベルの眼瞼痙攣でした。
さまざまな治療(ボトックス、漢方、東洋医学、眼瞼痙攣用クリーム、運動など)を試してみて、その症状がかなり緩和している現在では「周囲から見たら眼瞼痙攣とわからないレベル」「調子が悪いときには眼瞼痙攣の症状が出る」程度まで回復しているといえます。
こちらでプロフィールを記載していますので参考にしてください。
なお、眼瞼痙攣は解明されていないことがかなり多くあり、かつその認知度も少ないです。
ここでは、私自身が感じた眼瞼痙攣の症状に関するまとめをについて私の意見を記載していきます。
また、こちらで私自身が実践した眼瞼痙攣の回復に特に効いたと感じている方法についてまとめていますので、参考にしてみてください。
目次
眼瞼痙攣の症状のまとめ
眼瞼痙攣では、普通に生活するのに支障をきたすことが多いような「非常にやっかいな症状」が出ることがほとんどです。
具体的な内容について以下で確認していきます。
目をギュッとつぶってしまう
眼瞼痙攣は「けいれん」という言葉を含んでいるために、いわゆる「まぶたのぴくぴく」のことを指していると思われがちです。
確かにかなり軽度の眼瞼痙攣の初期症状として「ピクピクが出る」こともありますが、実際のところの眼瞼痙攣の症状は「目が勝手に閉じてしまう」「力を入れて目をぎゅっとつぶってしまう」といった硬直の意味合いの方が強いです。
つまり、手で眼を開こうとしないと開かないような状態になります。視力としての機能はおかしくなっていないことから、「物理的な失明」とも呼ばれることがあります。
以下のようなイメージです。
(全日本医連HPより引用)
光が眩しくて目が開けられない
また、蛍光灯の明かりや太陽の光など明るい場所において、特に眩しさを感じやすくなります。
そのため、上述のよう目が勝手に閉じてしまったり、完全には閉じないまでも「目を開けたくても開けられない」状態になったりするのです。
健康な方であっても、暗いところから明るいところに出た直後には、眩しさを感じます。ただ、数分もするとその眩しさに目が慣れ、軽減されていきます。
眼瞼痙攣であれば、このような「眩しさを継続的に感じる状態」になっているといえます。
目が自由に開けられないことへのストレスを感じる
なお、自分の意思で目の開閉ができないのであれば、当然ながら「常にストレスを感じやすくなる」など精神的な負担もかかりやすくなります。
また、普通の打撲や擦り傷などの外傷であれば怪我が治るまでの間、一時的に不快な思いをします。
一方で眼瞼痙攣では、持続的にストレスがかかることになります。結果として、大きな精神的なダメージを受けやすいといえるのです。
しかめっ面になり、周囲から変な目で見られる
上述のように、眼瞼痙攣では目が開けにくい状態が続くため、何とか目を開けようと、眉をひそめた、いわゆる「しかめっ面」の表情をとりやすくなります。
眼瞼痙攣という病気やその症状について知らない方にとっては、「この人はなんで常に眉をひそめて不機嫌そうな顔をしているのだろう」と感じることも否定できません。
もちろんこの病気のことを話した人には、理解してもらえる可能性は高くなります。ただ、初対面や通りすがりの方にすべて説明するというのは不可能であるため、マイナスのイメージを持たれやすいのです。
そのため、眼瞼痙攣をはじめとした目の病気(眼瞼下垂などでも)が元となって、表情がこわばってしまうことがあるといことを理解しておきましょう。
肩こりや首のこりなどを併発する
上述のよう、眼瞼痙攣になることで「しかめっ面になる」が継続されると、眼輪筋や顔の筋肉がこわばりつづけ、筋肉が凝り固まります。
さらに、顔面の筋肉は肩の筋肉や首の筋肉とつながっていることから、同時に肩こりや首のこりなども発生させます。
すると、全身の血の巡りが悪くなるため、眼や目の周辺も血行不順となる傾向にあるのです。結果として、眼精疲労を引き起きし、より眼瞼痙攣の症状を悪化させるという負のスパイラルに陥るケースがあるといえます。
まとめ
ここでは、眼瞼痙攣の症状について解説しました。
眼瞼痙攣では、普通に生活している方ではわからないような「目をギュッと閉じてしまう」「光が眩しい」などの症状が起こることがほとんどです。
そのため対面していたりすると、普通に目を開けられなかったりす、表情がおかしくなったりすることがあり、周囲からの理解が得られず精神的にもきつくなるケースもあります。
他にも、眼が開けにくいことから併発する肩やくびのこりなどの症状も伴うことが多いのも、眼瞼痙攣の特徴です。
眼瞼痙攣の認知度がさらに上がることで、これらの症状への理解が高まることを心よりお祈りしています。