こんにちは。
眼瞼痙攣は身体的にも、精神的にもとてもつらい病気といえます。かつ、治療方法が確立されていないこともあり、その症状に不安を覚える方も多くいることでしょう。
私自身も、眼が明けられず外出できないレベルの眼瞼痙攣でしたが、「眼瞼痙攣の改善に効果がある」と聞いたことはとりあえず徹底的にやってみることにより、今では周囲からみてもわからないレベルまで眼瞼痙攣が改善してきています。
私自身の詳しいプロフィールはこちらに記載していますので、参考にしてみてください。
眼瞼痙攣の治療として色々な方法を心みた中でも、私の経験の中で瞼の痙攣の改善にかなり効果があったといえる方法として「糖質オフを行うこと」が挙げられます。
ここでは、この眼瞼痙攣と糖質オフの関係性や効果について、私の経験を踏まえて解説していきます。
なお、私が眼瞼痙攣の回復に特に効果があったと感じた方法はこちらでまとめていますので、参考にしてみてください。
目次
高血糖状態では眼瞼痙攣を悪化させると私は思う(健康に良くないだけでなく、感情も不安定になりやすい)
最近では、糖質オフダイエットなどで「糖質を制限する」ことの重要性が徐々に解明されつつありますよね。
というのも、私たちの周りには基本的に糖質過剰の食べ物、飲み物で溢れかえっているためです。
例えば、ごはん、パン、スナック菓子、チョコ、アイス、ジュース類、などなど、コンビニにおいてある目につく製品のほとんどが糖質がかなり多いといえます。これら身の回りに常にあるような状況であるため、意識していない限り糖質を摂りすぎになってしまうのです。
以下のようなものです。
そして、糖質の過剰摂取は、眼瞼痙攣にも悪影響を与えると私の経験から感じています。高血糖状態が引き起こす体への悪影響について以下で確認していきます。
まず、糖質を食品から摂取し、血液中に糖質が流れ始めると次にインスリンという体内のホルモンが分泌されて、細胞内に取り込まれていきます。ここで糖質を大量に摂取した場合、細胞内に糖質の移動させるためには、大量のインスリンの分泌が必要となるわけです。
一時的であったらそれほど問題ないのですが、慢性的に糖質を過剰に取り続け血糖値が高い状態が続くと、インスリンも継続的に大量に分泌され続けます。
すると、糖質を摂りこむ側である細胞が劣化し、糖質の吸収を阻害するようになるのです。細胞膜が暑くなって、糖をはじくようなイメージをするといいです。結果として、血液中に糖質が残ったいわゆる高血糖の状態となります。
そして、血液中に多くの糖分が残っていると血中のたんぱく質と結びつき、老化物質の代表ともいわれるAGE(糖たんぱく質)を形成してしまいます。
このAGEは体の老化を促進させたり、血管や細胞を傷つけたりと、体内の各機能を低下させていくのです。
なお、神経細胞の伝達がスムーズに行われることで、私たちの感情は安定して穏やかでいられます。ただ、高血糖になると上のような原理から、神経細胞の機能自体も低下させるため、感情面でも不安定になる傾向となります。
つまり、イライラしたり、不安になったりしやすくなり、さらには鬱などの症状にもつながるリスクがあるといえます。
このように、高血糖状態は
・神経的な機能を低下させる可能性があること(目や脳も含め)
・精神面でも不安定になりやすいこと
から、眼瞼痙攣にとっても良くないといえるのです。
私自身は糖質オフでかなり眼瞼痙攣の症状が改善した
なお、私は
・心因性、薬害性の眼瞼痙攣であったこと
・甘いものやごはん、ラーメンなどの糖質が高いものが大好きで、実際に糖質過剰の食生活を長期間送っていたこと
などによっても、より眼瞼痙攣の症状がひどくなっていたと考えています。
これは、このような状況から糖質オフすることでうつや眼瞼痙攣の症状がかなり回復した経験からいえることです。
私が糖質制限をした際のポイント
なお、具体的には以下のような方法によって、高血糖状態にならないように心がけました。あなたが眼瞼痙攣対策として、糖質の制限を行ってみる場合の参考になれれば幸いです。
・完全に糖質0とするのではなく、1食あたり糖質50g以下を目安に抑える(糖質のケアをするまではおそらく100g以上は軽く超えていたと思います)。
このとき、お肉などの油が多いものや、カロリーだけが高いナッツなどは摂取しても糖質の観点からは問題ないです。
・同じ糖質量であっても吸収量を抑えるために、糖質が少ない野菜(キャベツなど)やお肉類や魚類から食べ、その後ごはんなどの主食をとるようにする(食べる順番に気を付ける)
・できるだけゆっくり食べる
・糖質の吸収を抑制する食物繊維が多いものを多く摂取する
・間食がどうしても摂りたいときは、ナッツ類、サラダ、お肉、刺身、糖質が少なめのお菓子(カカオ86%チョコレートや糖質カットのものなど)などを食べて紛らわす。以下のようなものです。
・目に見えるところにお菓子やごはんを置いておかない
などです。
中でも、糖質オフを継続する際にとても重要なポイントとしては最後の記載の「目に見えるところに食べ物を置かない」ことと、私は思います。目の前にあったら、たいてい食べたくなってしまうのではないでしょうか。
糖質オフは最初の1週間程度はが最もきつい
なお、糖質オフをし始めた1週間あたりが最もきつい時期と思います。普通に生活してきている人では、ほぼ軽い糖質中毒のような状態に陥っているためです。
逆にこの期間で、糖質を控えることさえできれば、その後糖質オフした食生活が継続しやすくくなります。ちょっとした糖質の中毒症状から抜け出せたともいえます。
私自身は眼瞼痙攣の回復のために行った様々な治療法の中でも、糖質オフはかなり眼瞼痙攣の症状や心の状態の改善につながったので、非常におすすめです。
きついですが、チャレンジしてみる価値はあると思います。
糖質制限をする際の注意点
なお糖質を減らすことによって、それ以外の栄養素を過剰摂取、もしきは欠乏してしまうことがあるので十分に気を付けましょう。
例えば、糖質が少ないからといって、毎日肉類だけを食べたりいては、脂質の取り過ぎになるリスクが高まりますよね。一方で、野菜だけを口にしたりしていては、たんぱく質などが不足しがちになるといえます。
つまり、糖質は控えつつも、やはりバランスを保つことが重要と思います。
上手に糖質オフをすることによって、眼瞼瞼攣の回復につなげていきましょう。